とんぼ池グループの活動紹介


「みんなのとんぼ池」
 かつていくつもの川があったこの地に「水のある風景をとり戻したい」「子どもたちに自然に触れ合える場を作りたい」という小さな思いから、「烏山ネット・わぁ〜く・ショップ」という烏山地域のUDや街づくりを考える会の中で、「とんぼ池プロジェクト」としてスタートしました。その後、NPO法人芦花公園花の丘友の会、東京都、世田谷区の協力を得て、現在では、NPO法人芦花公園花の丘友の会のとんぼ池グループとして活動しています。

 平成18年11月に地域住民に呼びかけスタートしたところ、120人もの賛同者を得ました。自分たちで出来ることは、自分たちでやろうという、人々の汗の結晶で、何もないところから、「みんなのとんぼ池」を、平成19年8月に新設しました。

「やごの楽校(通称)」 芦花公園自然観察資料館
 「みんなのとんぼ池」では、多摩川から採取してきたメダカやクチボソが繁殖し、大型のヤンマも飛来し、産卵、ヤゴが育ちトンボになりました。翌春にはカエルも卵を産みにきました。 私達の想像以上にこたえてくれた自然に、子どもたちも大喜び!普段は柵をして入れない「みんなのとんぼ池」の生き物を、「みんなが見れたらいいね」という、子どものほんの一言。ちょうど、公益信託まちづくりファンドで拠点づくりの助成があることを知り、応募、選定されて、池の傍らに観察小屋のログハウスを建設することになり、平成19年の9月から、みんなの力を合わせて、平成20年3月に完成させました。

どんな活動をしているの?
 私たちの目的は池や小屋を作ることではありません。この池や小屋を地域の方々に、地域の子どもらに有効に利用していただくことが目的です。そこで、池の清掃、小屋の運営管理を行っています。

 自然や生き物が大好きな子、はちゃめちゃ騒ぐのが好きな子、お兄さんや妹が欲しいひとりっ子、赤ちゃんからお年寄りまでが、一緒に作業や活動を楽しくしています。

 
アウトドアと子供会を合わせたような活動です。自然観察会や課外活動もプログラムいっぱいです。

(自由参加で、多摩川への採取や釣り、世田谷を離れて、海や山へ行ったり、農業・田舎体験など様々な企画があります。)


とんぼ池や周辺の生き物をご紹介します。
 「みんなのとんぼ池」には、ミジンコからヤンマのヤゴまでさまざまな生物が、それぞれバランスをとって、自然のままに、生きています。
 また、 この池には野鳥たちも沢山訪れます。水を飲みにきたり、水浴びにきます。カルガモも遊びにきます。


 


 

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